Histoire de française

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フランス人の生き方 倹約

節 約

フランス人の倹約に対する情熱についてフランス通は次のように話した。
「どこの国の人間でも倹約はするが、フランス人はそれを徹底的にする」
「フランス人はスペイン人が闘牛を見たり、フィンランド人がサウナに入ったり、イギリス人が列をつくり、アメリカ人がチューインガムをかむのと同じように倹約をする」
「平均的フランス人の夢というのは、百万長者になってそして餓死することだ」

日常生活をきりつめて小金を溜めて、早く働くのをやめるために働き、趣味に生きたり、隠退生活をうまいものを食ったりして過ごすために生きるフランス人などというものは、数日間、数週間パリを訪れただけでは見つけることができないし、大都会でそれを想像することさえできない。

だが現実にフランス人はそのように倹約に生きている。

夕食時にはドアを開け放して明かりを取り、夫婦がひっそりと夕食をとる。かれらはこういうとき決して電灯をつけない。
パリでは多くのアパルトマンの廊下には、点灯しても二分か三分で消えてしまう仕掛けがしてあり、レストランにあるトイレットのあかりは、中に入ってドアをしめると点灯し、用をすませて外へ出るとすぐに消えてしまう。

省エネルギー、節電時代などと、わが国では言われているが、フランス人はずっと前から日常の中で、ひたすら自分自身のためにそれを実行している。
政府がいくら省エネルギーを国民によびかけてみたところで、わが国では公共の機関や大企業だけが不承不承やるふりをしている。個人の日常生活で、フランス人と同様の事をすれば、それはケチとよばれ、「変わりもの」と見なされるにちがいない。
しかもフランス人はそれを「誰からに言われるまでもなく」自分のこととしてやっている。